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第38回研究カンファレンス開催

当教室では、研究活動の活性化と若手医師・研究者の育成を目的に、定期的に研究カンファレンスを開催しています。今回も多数の演題が発表され、活発な議論が交わされました。以下に内容の一部をご紹介いたします。

新生児合併症予測研究

既報のプロカルシトニンやIL-6の測定のみに限らず、miRNAなど新たな予測因子の解明に向けての議論が行われました。新生児合併症の早期予測は未だ重要な産科的な課題であることが共有されました。慢性肺疾患や新生児網膜症に対する予測能が示され、新たな因子の組み合わせた解析が検討されています。

更年期睡眠研究

更年期女性における睡眠呼吸障害の研究では、進捗状況が示されました。目標症例数到達後に本格的な統計解析を行う予定です。

子宮内膜miRNA研究

子宮内膜のmiRNA抽出・分析を通じて、生殖補助医療の導入症例における癒着胎盤スペクトラム障害の発症要因を解明する試みが進行中です。抽出率の確認やNGS解析の準備が進められており、次回の研究会でさらなる進展が期待されます。

内膜上皮細胞培養モデル研究

上皮細胞培養モデル(子宮内膜オルガノイド)の確立に関する報告や、今後の長期培養へ向けた改良についての議論が行われました。最終的には受精卵の着床メカニズムの解明のみならず、子宮内膜がん研究への応用が期待されます。

HPV非依存性子宮頸がん研究

子宮頸がんにおけるHPV非依存性病変の遺伝子変異の同定について報告されました。基礎的な細胞実験と臨床応用に向けた研究の橋渡しが進められています。

子宮頸部小細胞がんオルガノイド研究

子宮頸部小細胞がんオルガノイドモデルを用いた解析が報告されました。免疫チェックポイント分子に関連するmiRNAの影響や、培養株の増加、実験手法の改良について活発な議論がなされました。


今回のカンファレンスでも、基礎から臨床まで幅広いテーマが取り上げられ、今後の研究の方向性や課題が明確になりました。今後も当教室は、研究を通じて産婦人科医療の発展に貢献してまいります。

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