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第14回 『ワンくる』開催 消化器内科・リハビリテーション・栄養部

2月6日に第14回目のワンくる(One 久留米)を開催いたしました。ワンくるは、日常臨床で生じる疑問などを診療科の垣根なくディスカッションする場です。

今回は、近年、がん患者さんでも注目されている「サルコペニア」(筋肉量の減少と筋力低下の状態)に関連し、久留米大学で先進的に取り組まれている消化器内科、リハビリテーション部、栄養部の先生方をお招きしディスカッションしました。また循環器病研究所からは青木先生が見学にこられました。
がん以外にも産婦人科を受診される妊産婦さん、不妊の患者さん、更年期患者さんなどでも、潜在的なサルコペニアの方や予備軍の方が多くいる可能性が議論されました。

消化器内科の川口巧教授からは、特に消化器内科とリハビリテーション部で作られた「肝炎体操」や、筋肉に関する基礎研究の話題について解説いただき、サルコペニア予防のための運動療法の重要性を再認識しました。

また、サルコペニアのスクリーニングやリハビリの実施、栄養療法についても白熱した議論が交わされ、各科の連携による包括的なサルコペニア対策の必要性が浮き彫りになりました。

今後もこの話題に関しては、引き続き継続してワンくるを開催し、サルコペニア対策について多角的に検討していく予定です。

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