先輩医師のメッセージ

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2019年入局
堀 洋暢

充実した毎日を送っています

2019年入局
医師を目指した理由は何ですか?
改めて考えると父親の影響が一番強いと思います。物心ついた時から朝早くから夜遅くまで仕事をし、帰ってきたら疲れてるのに生き生きとその日起きたことを自分と母親に話してくれる、父から聞く職場で自分も仕事をしてみたいと思ったのが医師を志したきっかけだったと思います。
また私が小学生の頃に祖父や祖母がよく入院するようになり、自分が何もできない無力さと、いつか自分自身で救いたいと思う気持ちから、医師になりたいと願うようになりました。
入局を決めたきっかけは何ですか?
産婦人科は命が生まれる現場に立ち会い、幸せを共有することができる科です。また女性が生まれてから、思春期の問題、その後の妊娠出産や不妊の問題、更年期、老年期と人の一生に深く携われるのは魅力的だと感じました。
自分が生まれ育った久留米に入局を考え、見学した時に先生方がとても教育熱心な方ばかりでしたので、ここだと思い入局しました。
2019年入局
仕事をしていてうれしかったことや大変だったことは?
患者さんからの笑顔やお手紙をもらうことはやはり嬉しいです。世界でも最高水準の産科医療を提供する日本では、無事に出産をするのが当たり前と思われることが多いです。しかしハイリスクな妊婦さんは母児共に命の危険があることもあり、‘‘無事に終わって当たり前’‘にするための努力が実はとても必要な時があります。無事に出産して患者さんが笑顔で退院される時が本当に嬉しいです。もらったお手紙は机にかざっています。
どの科もそうだと思うのですが、入局してすぐは病棟の作業を覚えたり、看護師さんの名前を覚えたり、治療法、手術方法などを覚えることなどが多く辛かったです。私が配属された時に一個上の学年に井上先生という優しく優秀な先輩がおられて色々と相談にのってもらい、いたらないところは上手くサポートしてくれたので何とか乗り切れたと思います。頼りになる先輩たちにはいつも感謝しています。そして自分も後輩たちの頼りになる先輩になることができればと思い努力をしています。
2019年入局
入局を希望している方へメッセージをお願いします!
最近では毎年平均して5、6人程度、直近で10人程の入局者がいます。入局者が多いということは頼りになるお兄ちゃんお姉ちゃんが多いということです。学年が近いと色々と相談がしやすく、学びもその分多くなると思います。
慢性期から急性期まで、しっかりと考えて治療法を考える病態の時もあれば、1分1秒を争うアドレナリンがでる対応が必要な時もあります。手術のスペシャリストもいれば化学療法の権威もいます。英語論文の投稿も専攻医の時から希望すれば機会があります。全部ひっくるめてあなたを満足させることができる現場がここに待っていると思います。(up to dateやoffice365は無料で使えます。)
ぜひ一度見学をしてみてください。色々と話をしましょう。