Department of Obstetrics and Gynecology Kurume University School of Medicine

腹腔鏡手術とロボット支援施術のご案内

早期子宮頸癌に対する全腹腔鏡下広汎子宮全摘術の保険収載施設認定について

当教室は平成28年12月から早期子宮頸癌(IA2, IB1, IIA1期)に対する全腹腔鏡下広汎子宮全摘術の先進医療の認定施設でありましたが、平成30年4月から同術式の保険収載に伴い、当教室も平成30年5月から同術式の保険収載施設として承認されましたのでお知らせいたします。これにより早期子宮頸癌(IA2, IB1, IIA1期)に対する全腹腔鏡下広汎子宮全摘術が適応となる方は当教室では保険診療で手術が受けられることになります。

子宮体癌に対する腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術(+腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術)の臨床試験に関して

子宮体癌に対する腹腔鏡・ロボット支援下手術の保険診療での対象は早期・低リスク組織型の子宮体癌IA期(組織型:類内膜腺癌Grade1)のみです。その他の進行期、組織型では、これら低侵襲内視鏡手術は保険診療で認められておりません。その理由としては、この子宮体癌IA期(組織型:類内膜腺癌Grade1)以外の進行期、組織型では大動脈周囲のリンパ節転移の危険性があるため、傍大動脈リンパ節郭清術(保険認定は開腹手術のみ)が推奨されているからです。

腹腔鏡での同領域の手術は先進医療のみで認定されております。当教室では子宮体癌に対する腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術(+腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術)を先進医療取得前の段階として臨床試験のカテゴリでの同手術を施行しております。

腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術

対象疾患:
子宮体癌 IA期 類内膜腺癌Grade3
IA期 特殊型(漿液性癌、明細胞癌、がん肉腫等)
IB期 全ての組織型
II期 全ての組織型

これらの進行期、組織型の方で腹腔鏡手術をご希望される方は婦人科外来(連絡先下記)までお問い合わせください。

子宮体癌/子宮頸癌に対するロボット支援広汎子宮全摘出術・子宮悪性腫瘍手術の臨床試験に関して

当教室では手術支援ロボットであるダヴィンチを使用した子宮体癌・子宮頸癌手術を臨床試験のカテゴリで開始いたします。対象は下記の進行期・組織型の方となります。ロボット支援手術は腹腔鏡手術と同様な小さな創部で行う内視鏡手術支援ロボットを使用した手術です。多関節ロボットアーム・3D視野カメラを使用し人間の手では実施不可能な繊細な手技での手術が可能となります。

これらの進行期、組織型の方でロボット支援手術をご希望される方は婦人科外来(連絡先下記)までお問い合わせください。

ロボット支援広汎子宮全摘出術・子宮悪性腫瘍手術

対象疾患:
子宮体癌 IA期 類内膜腺癌Grade1
子宮頸癌 IA2- IIB期症例

intuitive surgical ○RHPより抜粋

当教室は、これからも子宮頸癌・子宮体癌に対する内視鏡の低侵襲手術を追求して参ります。

上記手術のお問い合わせ先: 久留米大学病院婦人科外来
電話番号:0942-31-7620
内視鏡手術担当者:津田尚武、寺田貴武まで